美術が好きな人のための夏期体験講座2025
アートフォーラム高崎では専攻別にアトリエを備え、一般の方が美術大学で学ぶような環境を提供しております。作品を制作することで育まれる心の豊かさを大切に、講師陣も同じ美術を学ぶものとして真摯にアドバイスを行なっております。 この度開催する体験講座は1講座3時間から5時間という短い時間ですが、専門的な美術の端緒を体験できる特色ある講座をご用意しました。専門的な用具は特に必要ありません。初心者の方からどなたでもご参加いただけます。美術に興味をお持ちの方は、どうぞお気軽にご応募ください。
詳細は資料請求フォームより『美術が好きな人のための夏期体験講座2024リーフレット』をご請求ください。(請求無料)
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1.版画に親しむ-紙版画
7月29日(火)
- 10:00〜16:00
- 受講料:¥5,000
- 定員:5名
- 持ち物:デッサン用具、描いてみたいモチーフ、資料、下絵をご用意ください。

技法的には銅版画と同じ凹版画です。より簡便な厚手のボール紙を使用して、凹ませる、切る、剥がす、貼る、塗る等の加工を施し凹凸を作ります。できた凹み部にインクを詰めて刷りとります。色も一版多色刷り等色々展開ができます。簡単な原画や参考にする写真等を御持参ください。
講師 : 北村 真行[画家‖東京芸術大大学院油画修了]
2.漆芸入門【沈金技法】
8月1日(金)・8日(金)
【両日通しの講座です】
- 13:00〜16:00
- 受講料:¥10,000
- 定員:5名
- 持ち物:下絵を御用意ください。ご自分で描いた図案が望ましい。10cm×12cmに収まる程度

沈金とは漆芸技法のうちの一つで、仕上げられた漆の面に刃物で彫り込みを行い、その彫り込みに金粉を刷り込み絵を浮き上がらせるという技法です。彫り込みには沈金刀の他ニードルや場合によっては紙やすりなどを使います。漆芸の中では比較的自由度が高く、版画の製版作業に少し近い部分があるかもしれません。(両日通しの授業です)
講師 : 佐野 圭亮[漆芸家‖東京芸術大学大学院漆芸修了]
3.人体コスチュームデッサン
8月5日(火)
- 10:00〜16:00
- 受講料:¥5,000
- 定員:8名
- 持ち物:木炭紙または木炭紙大画用紙、デッサン用具、クロッキー帳

コスチュームモデルの観察を通して「人体の構造」「プロポーション(比率・比例)」学んで行く授業です。20分ポーズ、10分休憩を10セット。最初の2ポーズを使い講師のレクチャーが入りますので、実質8ポーズでデッサンしていただきます。鉛筆デッサンか木炭デッサンを選択していただきます。
講師 : 北村 真行[画家‖東京芸術大大学院油画修了]
4.水彩で描く【植物・果物】
8月7日(木)
- 10:00〜16:00
- 受講料:¥5,000
- 定員:10名
- 持ち物:鉛筆、ねり消しゴム、スケッチブックF6程度 水彩用具一式

花や果物をモチーフに自然物の持つ形の仕組みや色の美しさを透明水彩絵具で表現します。鉛筆による下素描から、透明水彩絵具による彩色手順、混色、色彩再現ポイントを初歩から指導いたします。
講師 : 原 誠二[画家‖多摩美術大学大学院日本画修了
5.色鉛筆画入門
8月10日(日)
- 10:00〜16:00
- 受講料:¥5,000
- 定員:10名
- 持ち物:デッサン用具、原画用プリント、色鉛筆(24色程度、お持ちでない方は貸出いたします)

身近な画材「色鉛筆」を使い、塗り重ねによる発色の美しさを体験します。下描きは写真を原稿としてトレース転写で行いますので、初心者でも気軽に楽しめます。原画用の写真はこちらでも用意いたしますが、描きたい写真(A4用紙にプリントした物)があればご持参ください。
講師 : 原 誠二[画家‖多摩美術大学大学院日本画修了]
6.人体ヌードクロッキー
8月16日(土)
- 9:30〜12:30
- 受講料:¥3,500-
- 定員:12名
- 持ち物:クロッキー帳、デッサン用具

ヌードモデルの観察を通して「プロポーション(比率・比例)」「ム−ヴマン(動き)」「人体の構造」等をクロッキー(5分から20分の短時間で行う素描)で多角的に学んで行く授業です。
講師 : 北村 真行[画家‖東京芸術大大学院油画修了]
講師

原 誠二(Hara seiji)
多摩美術大学大学院日本画専攻修了

北村 真行(Kitamura masayuki)
東京藝術大学大学院後期博士課程(油画)修了

佐野 圭亮(Sano keisukei)
東京藝術大学大学院後期修士課程(漆芸)修了